幼児教室とは?通わせるメリットや教室の選び方を解説
更新日:2024/04/09
子どもの教育のために幼児教室に通わせたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし実際に幼児教室とは何なのか、幼児教室に通わせる目的がはっきりせずためらっているケースもあります。
幼児教室は小学校に入学する前の未就学児を対象とした学習教室を指し、教室によって特徴が異なります。そのため幼児教室に通わせる目的や教室の雰囲気などを参考にしながら、子どもの性格に合っているかどうかを見極めることが重要です。
この記事では幼児教室のメリット・デメリットや幼児教室に通わせる上で必要になる費用まで詳しく解説します。あわせて幼児教室の選び方についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
幼児教室や必要な費用とは
幼児教室とは0~6歳までの未就学児を対象とした教室のことです。塾や習い事のような教室をイメージする方もいますが、幼児教室は塾などのように勉強だけに力を入れている教室とは異なります。
幼児教室にはさまざまな種類があり、計算や数字・文字の読み書きを教えている教室もありますが、勉強がメインではありません。幼児教室では遊びやコミュニケーションを大事にしながら、表現力・聞く力・考える力などを養うことを目的としています。
また英語や音楽、スポーツなどに特化した教室や知育や小学校受験対策の教室もあるため、幼児教室と言っても幅広く多彩な教室があるのが特徴です。
幼児教室に通う費用は各幼児教室によって大きな差がありますが、平均相場としては月々10,000~30,000円程度というところが多いようです。
幼児教室に通わせるメリット、子どもへの影響
幼児教室に子どもを通わせることで早いうちから集団生活を体験させることができます。
幼児教室で友達や先生と挨拶や言葉を交わしたり一緒に遊んだりすることで、社会性や協調性、後片付けや人の話をしっかり聞く力など、生活をする上でのマナーが身につきます。
また集中力やコミュニケーション能力、表現力なども養われるため、幼稚園や小学校に入園・入学してからも個性を伸ばす力となるでしょう。
そして、幼児教室は子どもが楽しみながら取り組めることもメリットです。
幼児教室はあくまでも子ども自身が楽しみながら学習やスポーツ、音楽などに取り組めることを重視しています。そのため親も安心して通わせられるほか、子どもが楽しみながらさまざまな体験をすることで健やかな心と身体の成長につながるでしょう。
また小学校受験への対策としても期待されています。前述したとおり多くの幼児教室は勉強に特化した教室ではありません。
しかし幼児教室に通うことで考える力や自分を表現する力、社会性なども身につくため子どもの基礎的な能力が向上します。
また小学校受験ではお勉強的なものだけでなく、絵画や工作、運動、行動観察といった社会性を評価する課題も出題されるため、小学校受験の対策をした幼児教室に通うことが求められます。幼児教室に通うことで子どもの非認知能力が向上するという影響もあります。
非認知能力とは自己肯定感、自信や意欲、根気強さといった勉強以外の個人の能力です。非認知能力の高さは将来の学歴や収入、健康状態などにも関係があると言われています。
幼児教室に通わせることで効率的に非認知能力が育まれるため、子どもの将来に良い影響を与える可能性が高まります。
幼児教室のデメリットはある?
幼児教室のデメリットは費用がかかることです。一般的には月々10,000~30,000円程度という教室が多いようですが、中には30,000円を超える教室もあります。
また月謝だけでなく入会金や教材費、発表会などの参加費というように月謝以外の費用がかかるケースもあるため、どのような費用がかかるのか事前にしっかりと確認しておくと良いでしょう。
また幼児教室では必ずしも思ったような効果が得られるとは限りません。例えば幼児教室の雰囲気や講師が子どもに合わない場合には、子どものやる気を引き出せません。そのため思ったような子どもへの影響を感じられないケースもあります。
合わない幼児教室は子どもへのストレスや負担も大きくなり、かえって逆効果になることもあるため注意しましょう。
幼児教室の選び方
幼児教室を選ぶときには、以下で紹介する2つのポイントを意識しましょう。
子どもの性格、雰囲気に合っているか
幼児教室の教育方針や雰囲気が子どもの性格と合っているかをしっかりと確認しましょう。
幼児教室では子ども自身が楽しめるかどうかが重要です。そのため子どもがリラックスできる雰囲気であることが求められます。講師やお友達と合わないケースもあるため、幼児教室での子どもの様子をよく観察してのびのびと過ごせているか、幼児教室に行くのを嫌がっていないかなどをチェックしましょう。
体験レッスンに参加してみる
幼児教室に入会する前に体験レッスンに参加してみることも重要です。
前述したように子どもの性格に合った教室に通わせることが大切になるため、どのようなカリキュラムなのか、子どもと講師との相性などを見極めるためにも体験レッスンに必ず参加しましょう。
まとめ
子どもを幼児教室に通わせることで集団生活の基礎が身につきます。これにより社会性や協調性、コミュニケーション能力や表現力などを効率的に育むことができ、幼稚園や小学校に入学する際にも役立ちます。
英語や音楽、スポーツなどに特化した幼児教室もあるため、目的に応じて教室を選べることもポイントです。
幼児教室に通わせてみたいと思ったら、近くの教室を探してみたり体験レッスンに参加してみたりしてはいかがでしょうか。
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